ウェブサイトでリースは組んではいけない!その理由!
※この記事は「リース契約」という仕組み自体を批判するものではありません。
実在する名古屋のリース型ウェブ制作会社
皆さんは、「リース契約」というものを聞いたことがありますか?
リース = ローンのようなもの
リースとは、高額の商品などを一括で払えない場合に、代理でリース会社がお金を払い購入。お客さんは、契約期間の間、貸出料としてお金を払う仕組みです。つまるところローンのようなもので、高額のものを分割で申し込み・購入するというものだと思ってください。もちろんローンと同じで、契約期間内の解約には高額の違約金が必要になります。
名古屋の会社には、このリースという仕組みを使って高額のwebサイトの制作費を支払うことができるサービスをしているところがいくつかあります。
※ちなみに実はHPでは、リースという仕組みが使えないため、リース型のウェブの支払いは、サイト内の「システム」に対して契約をすることになります。
抑えておいてほしいのは!
ここからお伝えしたいことを理解してもらうために、抑えておいてほしいポイントとしては、
●「高額商品」を対象にした仕組みであること
●一定期間料金を払い続ける必要があること
●解約には多額の違約金が必要
この3点。
10Pでその値段?!
普通の製作会社で10P構成のHPを作ると?
リース契約ではない名古屋のウェブ制作会社の1ページあたりの平均単価は、6万〜10万でしょう。仮に10ページ構成のウェブサイトを作った場合、ページ単価を8万円とすると、
8万円 × 10p = 80万円
これがおよそ平均的な10ページ構成のサイトを、リース会社ではないところで作った際の平均的な料金だと思ってください。
リース型ウェブ制作会社の場合
リース契約で支払うウェブ制作会社の場合、同じ10ページ構成のウェブサイトを作った場合の料金は、私が知っている情報の最安値でも、
180万円〜
これ以下の値段の会社は、今のところ私は知りません。同じ構成のサイトでも、100万ほどの差額があります。
基本的にウェブサイトのリースでは、月に3万〜7万円を、3年〜7年の期間払うケースが多いようです。
もし月に5万を5年のリース契約をした場合、
12ヶ月 × 5万 × 5年 = 300万
…高い…。
こんな高額のウェブサイトを作る人がいるのか?
おそらくここまで読まれた方は、そんな高いものが売れるはずない!!!と思うはずです。ただ、悲しいことに現実的にどんどん売れていっているのが現状です。私のクライアントでも、このような契約を結んでしまってとても後悔されている方がいますし、かつてリース型ウェブ制作をしている会社で働かれていた知り合いから聞いた情報でも、月に数十件を回しているとのことでした。
リース会社の実情は「営業会社」であることが多い!
リース契約でホームページを売っている会社は、事実として「営業会社」であることがほとんどです。社員に何十人もテレアポスタッフを置き、日々電話で営業をかけまくっています。彼らは営業のプロ。それに対して、ホームページの作成を依頼する側の方々は、必ずしもWEBやパソコンに詳しい人ではありません。
ちょっと集客で困ったタイミングで、そんな電話があり、気の良さそうな青年が訪ねて来てこんなことを言うわけです。
WEBの相場感や、システムのことを知らない人だったら、この話に乗ってしまうケースも多いのです。そうして、支払総額で見たらかなりの金額のホームページを契約してしまうのです。
リース型制作会社あるある = デザインが良くない。
リース会社の実態が「営業会社」であることを説明しました。つまり言い換えると、デザイン会社ではないので、デザイン性もかなり低い。クオリティではなく、テレアポで案件を獲得していくスタイルで仕事を回しているので、実際にデザイン性はそれほど重要視していない会社が多い現状です。
SEO対策もそこまで気を使っていないことが多い。
また、リース自体を組んでしまえば最後….契約を解除するのに多額の費用が必要になるので、まず一度契約してしまえば解約はありえません。リース型の会社が頑張るのは、契約まで。その後のフォローや、アクセス解析に基づくアドバイスなどのホスピタリティが低くなりがちなのです。もちろん、SEOに関しても力を入れている(と謳ってはいても)会社は、あまりありません。
5年先もわからないWEBの世界
さて、ここまでも十分リースを組んではいけない理由を上げてきました。まだ言う気か…という感じですが、最後にひとつ。
5年前、スマートフォンの登場を予測できましたか?
このグラフは、2012年から2017年の5年間で、東京エリアに普及したスマートフォン所有状況の推移を示しています。
これを見ると明らかなのが、たった5年間の間にスマホの普及率は倍以上に増加しているということです。皆さんは、2012年当時に、5年後にこんな状況になっていることを想像できましたか?
スマホが普及していったことで、この5年間「スマホサイト」「スマホ対応」、少し専門的な言葉を使うと「レスポンシブ対応」なんて言葉がウェブ制作の世界で言われ始めました。
今では、Googleはスマホ化がされていないサイトを減点対象とし、検索順位に悪影響があるとしています。
これがたった5年で起きた変化です。スマホ化のために、追加で制作費用を支払っている方もたくさんいることと思います。
そんなこれからどうなっていくかが未知のウェブの世界で、7年間もリースを組むのはとてつもないリスクだと言えるでしょう。
もちろんウェブサイトは、決して安く作れるものではありません。だからといって「リース」という形式で依頼をしてしまうのは、とてもリスクがあるということを、しっかり理解しておいてほしいのです!
まとめ
- 通常の制作費の平均より高い場合が多い。
- 実態が営業会社であるケースが多いため、「デザイン性が低い」「アフターフォローが悪い」
- 3〜7年の契約期間があるため、時代の流れに適応できない。

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